傷つきやすいが割れにくい。それがヒスイ(ジェード)の強さです。
ヒスイは、他の高価な鉱物と比べると、硬度というものは低いそうです。
それがヒスイを傷つきやすいデリケートな石としています。
それがヒスイを傷つきやすいデリケートな石としています。
しかし、ヒスイは独特な内部構造を持っていて、これがヒスイを割れにくくしています。
ヒスイは繊維のような小さな結晶がとても複雑に絡み合ってできています。
だからどこから力を加えても構造がバラけない、つまり割れにくいのです。
そのため、先史時代には武器の材料ともなったようです。
ヨーロッパでは、ヒスイで作った斧が出土しています。
逆にダイヤモンドは硬度が大変高いですが、ある方向から力を加えると割れやすいという脆い一面も持っています。
(ダイヤモンドを思い切り叩いたことはないのでよくわかりませんが。)
ただ、これはあくまでも純粋な鉱物としてのヒスイの話です。
自然状態のヒスイには他の鉱物が混ざっているのが普通です。
それによってヒスイの色が決まるという話を前の記事でいたしました。
自然状態のヒスイには他の鉱物が混ざっているのが普通です。
それによってヒスイの色が決まるという話を前の記事でいたしました。
ですから、ナチュラルなヒスイに石目がある場合などは、そこから割れてしまう可能性もあります。
丁寧に扱うに越したことはありませんね。
丁寧に扱うに越したことはありませんね。
ヒスイの猫をわざと落として、ちゃんと立つかどうか試すようなことはやめておきましょう・・・
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